波乗りの結果

もう風化してる様な気もするけど、ビッグウェーブに乗ってみた。
つまりは、新しいデッキを作ろうと足掻いてみたよ！

とが言え、そんな目新しいアイディアが簡単に転がっているわけでもなく。
何かいいアイディアねーかなーとカード整理をしていると、《狩猟場/Hunting Grounds》が。
最近、《実物提示教育/Show and Tell》が人気らしいし、スレッショルドさえ達成すれば一人《実物提示教育/Show and Tell》なこのカードが弱い訳無いのではないだろーか。
ってことで、デッキを作ってみることに。

《狩猟場/Hunting Grounds》のテキストからこれをキーカードとしてデッキを組むのであれば、少なくとも以下の4つの条件を満だす必要があるはず。

1.早期にスレッショルドを達成できる
2.スレッショルド達成後に、相手を呪文を唱えなければならない状況に追い込める
3.1と2を満たすまで生き延びられる
4.出して嬉しい生物がいる

1については《留意/Mental Note》、《入念な研究/Careful Study》みたいなドローカードにフェッチランドを絡めればなんとかなるじゃろ。
2、3については少なくとも青白緑を使うのだから、《Force of Will》、《目くらまし/Daze》、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》、《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を全力で投入すればいい。
生物は《超起源/Hypergenesis》とか《修繕/Tinker》から適当に見繕えばいい。
《悟りの教示者/Enlightened Tutor》を使うから、アーティファクトクリーチャーを優先的に。

こんな適当な考えで出来たのが以下のデッキ。

メインボード
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan》
1《隔離するタイタン/Sundering Titan》
1《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》

4《入念な研究/Careful Study》
3《生ける願い/Living Wish》

2《悟りの教示者/Enlightened Tutor》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《留意/Mental Note》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》

4《狩猟場/Hunting Grounds》

1《森/Forest》
1《平地/Plains》
1《島/Island》
2《Savannah》
2《Tundra》
4《Tropical Island》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》

サイドボード
1《さまようもの/Wandering Ones》
1《神秘の蛇/Mystic Snake》
1《起源/Genesis》
1《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》
1《火口の乱暴者/Crater Hellion》
1《絶望の天使/Angel of Despair》
1《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》
etc

手元にあったZooと一人回ししてみたけど、適当に作った割には強かった。
大体3～4ターン目には《狩猟場/Hunting Grounds》が機能し始める。
それまでの間ならどんなデッキ相手でも生き残れるだけの防御網は敷いてあるし、《タルモゴイフ/Tarmogoyf》が優秀すぎて、相手は何らかのアクションを取らざるを得ない。
そうすればもうこちらのペース。
関係ないけど、《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》は強かった。
《入念な研究/Careful Study》で墓地に送るときにあんまり悩まなくて済みますし、うっかり戦場に出せちゃったら無双。
普通にやれば、《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》のスロットですけど。

んで、問題点。

・墓地対策で終わる（特に致命的）
・エンチャント破壊でも終わる
・墓地を肥やせなくても終わる
・《狩猟場/Hunting Grounds》が機能するのが早くて３ターン目

色々並べてみたけど、要は《狩猟場/Hunting Grounds》が機能しないときに弱すぎるって事。
墓地やエンチャントはとても対処しやすいし、ANTみたいにメインエンジンさえ動けば勝ちみたいなエンジンではないので、何らかの別体力が必要。


そこで目をつけたのが発掘。
《納墓/Entomb》から《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》落として発掘すればもうスレッショルド達成。（フェッチも絡めば《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》でも可）
そうした上で《狩猟場/Hunting Grounds》を張れば相手だけ何も出来ない場が出来る筈。
しかも、ディスカードエンジンとして《野生の雑種犬/Wild Mongrel》とか、《サイカトグ/Psychatog》を採用すれば《狩猟場/Hunting Grounds》が機能しなかったときにも戦える基礎体力があるはず。

メインボード
1《Tropical Island》
1《Underground Sea》
2《やせた原野/Barren Moor》
2《平穏な茂み/Tranquil Thicket》
3《Savannah》
3《Scrubland》
3《Bayou》
3《湿地の干潟/Marsh Flats》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》

1《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug》
4《野生の雑種犬/Wild Mongrel》
1《永遠の証人/Eternal Witness》
2《サイカトグ/Psychatog》
4《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》
1《不可思議/Wonder》
1《起源/Genesis》
4《尊大なワーム/Arrogant Wurm》
4《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》

2《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
4《納墓/Entomb》
3《壌土からの生命/Life from the Loam》
3《生ける願い/Living Wish》
4《狩猟場/Hunting Grounds》


サイドボード
1《さまようもの/Wandering Ones》
1《神秘の蛇/Mystic Snake》
1《甲鱗のワーム/Scaled Wurm》
1《火口の乱暴者/Crater Hellion》
1《絶望の天使/Angel of Despair》
1《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》
etc

例によってZooと一人回し。
《狩猟場/Hunting Grounds》が機能しないときでも、戦えるようにはなった。
反面、最高速度は上がったけど、《Force of Will》も《目くらまし/Daze》も無くなってしまったのでコンボデッキに弱くなってしまった。
手札の発掘持ちを墓地に落とす手段としても６枚の共鳴者では多分足りないので、《陰謀団式療法/Cabal Therapy》をメインに取る方がいいのかも。
あるいは、上のバントverもそうだけど、《適者生存/Survival of the Fittest》。
スレショ/発掘に貢献するし、生物サーチはこのデッキにとって値千金。
メインに入ってるインカネーションはどちらもやり手。
特に《起源/Genesis》は、展開にマナを使わないこのデッキの動きに噛み合う。

昔あったゴルガリマッドネス（マッドサイカかも）に《狩猟場/Hunting Grounds》ぶち込んだだけのデッキになってしまったのは内緒。


アイディアだけは出したので、後は見た人に丸投げ。
ワカラン殺し出来るだろうし、丸く作ってあるバントカラーの方ならそこそこ勝てるんじゃないだろうか。




ここまで書いておいてなんですけど、今週末のFPLにはZooかBantSurvivalで出ます（出れれば）。
多分Zooが８割、BantSurvivalが２割位。