今週末に実家に帰ります。
ただ、色々合ってFNMには出れない模様。
ファンクスに顔出せれば良いなぁ、ってくらいです。

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秘密で書いてたままこっちに移動させるのを忘れていた。
自分がpauperで使ってる青黒postのメモ。
ここまで書いておけば自分の考えが間違ってたときに判りやすいだろう、きっと。
DDも言葉にするのは大事って言ってたし。



1.GTC後の環境

1-1.環境雑感

DEの結果をサックリまとめるとこんな感じ。

・緑単ストンピィ

・青系post(青赤>青黒)
・赤単ゴブリン
・青系post in storm(青単=青緑)
・青緑Storm

・青単delver
・親和
・WeeXerox

・エスパーストーム
・黒単ネズミ
・緑単感染
・白ウィニー

・黒緑拷問生活


post使ってるからそう感じてしまうだけなのかもしれないけど、postとpostに勝てるデッキが上位にいる感じ。



1-2.環境のサイズ

どうしてPostを中心に世界が回っているの?というお話。

環境には2/2以下があふれている。
→2/2飛行だしときゃ大体相打ち取れる
→postの《熟考漂い/Mulldrifter》は3ターン目に出てくる
→ライフは詰めれず、ハンド差は開く一方
→そして《転覆/Capsize》バイバックへ。

かなり端折ってる感はあるものの、《熟考漂い/Mulldrifter》で1対3交換を繰り返していけばどちらが先にひざを着くのか火を見るより明らか。



1-3.対《熟考漂い/Mulldrifter》を考える

逆に《熟考漂い/Mulldrifter》を恐れずに攻めれるってどんなクリーチャーがいるのか。


・単体で止まらないもの
《コーの空漁師/Kor Skyfisher》
《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact》
《オーリオックの太陽追い/Auriok Sunchaser》(要金属術。でも達成してないとかないし)
《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger》(要金属術。でも達成してないとかないし)
《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid》(要オーラ。でもオーラないとかないし)
《小柄な竜装者/Wee Dragonauts》
《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird》
《尖塔のゴーレム/Spire Golem》
《マイアの処罰者/Myr Enforcer》
《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher》

・越えられるけど、ちょっとしたディスアドバンテージを負うもの
《エイトグ/Atog》
《野生の雑種犬/Wild Mongrel》
《吸血犬/Vampire Hounds》

・相打ち取られるけど、それはそれで仕事をしているもの
《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》
《騒がしいネズミ/Chittering Rats》
《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》

よく目にする範囲だとこのくらい。
アーキタイプによるけど、デッキに1,2種居れば上出来なほう。
これら以外は大抵《熟考漂い/Mulldrifter》と相打ちを取られてしまうわけで。《熟考漂い/Mulldrifter》が強い。
勿論《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》や《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》なんかで無理やり超えてくることもあるけど、そのチャンプブロックですらライフを守りつつ2ドローと十分すぎるほど仕事をしていると思う。
《熟考漂い/Mulldrifter》を使う側としては、これらの生物をどうにかする必要がある。




2.青黒postのメリット・デメリット

2-1.メリット

・長期戦に持ち込みやすい
軽い除去の嵐、postのお陰で1~2ターン早く出る《熟考漂い/Mulldrifter》、7,8点は回復する《微光地/Glimmerpost》ととにかく長期戦に持ち込みやすいデッキ。
特に除去色に黒を選んでいる為、青赤postと比べても除去能力が高い(対呪禁等はそれが顕著)

・長期戦に強い
《熟考漂い/Mulldrifter》によるドロー、《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》によるライフゲイン、《転覆/Capsize》によるバウンスロック等、長期戦になったら大体勝てる。



2-2.デメリット
・序盤に弱い
postという無色土地を8枚も積んでいる為、色事故を起こしやすい。
それを防ぐ為に《予言のプリズム/Prophetic Prism》などを採用しているけど、それらのマナベース安定に序盤の動きを費やすので、序盤はマグロなことが多い。

・土地破壊に弱い
postを並べてから、というデッキなのでpostを壊してくる土地破壊も苦手。



3.青黒ポストのパーツ
3-1.土地
・《島/Island》
・《沼/Swamp》
・《雲上の座/Cloudpost》
・《微光地/Glimmerpost》
・《ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate》
・《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》
・《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
・《進化する未開地/Evolving Wilds》
・《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》

能力的にpostを並べたいので、post2種8枚は確定。
《ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate》は採用しすぎるとタップイン多くなりすぎて動きが遅くなるので注意。
2枚くらいが良いと思っている。
《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct》は1枚採用したいけど、土地破壊が流行ってる今は弱すぎ。
フェッチランドは大体《ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate》の下位互換。
《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto》はそこそこ。
でも、大抵マナが足りなくなるので運用には注意。



3-2.マナアーティファクト
・《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
・《予言のプリズム/Prophetic Prism》
・《清純のタリスマン/Pristine Talisman》

色マナ安定の必要性から、上二つのどちらかは採用したい所。
キャントリップも魅力的だけど、postの遅さと土地破壊体制をカバーできる《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》の方があってると思う。
《清純のタリスマン/Pristine Talisman》は色マナ事情の改善には役に立たないので、↑2つを採用してまだスロットがあればいい仕事をすると思う。



3-3.ドロー
・《熟考漂い/Mulldrifter》
・《海門の神官/Sea Gate Oracle》
・《神秘の指導/Mystical Teachings》
・《強迫的な研究/Compulsive Research》
・《深遠の謎/Mysteries of the Deep》

《熟考漂い/Mulldrifter》はタダツヨなので、4枚確定。
《海門の神官/Sea Gate Oracle》は薄い3マナを埋めてくれるし、1/3というサイズもナイスなので出来るだけ採用したい所。
《神秘の指導/Mystical Teachings》は重さ的に2枚あれば十分。
《深遠の謎/Mysteries of the Deep》はサーチ専用だから1枚でいい。
自分のターンで上陸して3ドローが主な使い方。
カウンター構えることはあんまり無いし、カウンター構えるときでもマナは一杯出る。
相手のエンド時に撃てる選択肢もあるので、《霊感/Inspiration》より強い。
《強迫的な研究/Compulsive Research》はスロットが余ればねじ込んでおきたい。



3-4.除去
・《無垢の血/Innocent Blood》
・《見栄え損ない/Disfigure》
・《残響する衰微/Echoing Decay》
・《破滅の刃/Doom Blade》
・《悪魔の布告/Diabolic Edict》
・《肉貪り/Devour Flesh》
・《苦悶のねじれ/Agony Warp》
・《エヴィンカーの正義/Evincar’s Justice》

《無垢の血/Innocent Blood》は安定の1マナ除去。
呪禁、サイズ修正やプロテクションに防がれないのが素敵。
《見栄え損ない/Disfigure》はその3つに弾かれる為に《無垢の血/Innocent Blood》と比べて優先度が落ちるものの、1マナで大抵の生物を落とせる為にサイドには用意しておきたい。
《残響する衰微/Echoing Decay》はトークン等の横に並べるデッキ用。青単delverとか、稀にいる白緑トークンとか。
今だとそんなに優先しなくてよさそう。
《破滅の刃/Doom Blade》は何か丸い。メタ的に黒い生物を相手にすることはあんまりない。
《悪魔の布告/Diabolic Edict》《肉貪り/Devour Flesh》は《神秘の指導/Mystical Teachings》で持ってこれる《無垢の血/Innocent Blood》的扱い。
2マナになると狙った生物を落とせないことが多いけど、呪禁を落とせるのは偉い。
《苦悶のねじれ/Agony Warp》は一番撃ちたい序盤に撃てないのであんまり採用したいとは思わない。
《幻影の熊/Phantasmal Bear》が流行ってるときにワンチャン。
《エヴィンカーの正義/Evincar’s Justice》は正義。2点で一掃出来ないことは殆ど無い。
それが繰り返し使えるとなればなおさら。



3-5.カウンター
・《マナ漏出/Mana Leak》
・《Arcane Denial》
・《禁制/Prohibit》
・《対抗呪文/Counterspell》
・《難題/Vex》
・《心理的打撃/Psychic Strike》
・《卑下/Condescend》

post、特に青黒postでのカウンターは序盤をしのぐ為ではなく、除去では凌ぎきれない物を打ち消すものだから《マナ漏出/Mana Leak》はあんまり合わない。
そういうスペルは大抵重いので、《禁制/Prohibit》も使いづらい。
3マナカウンターは色拘束の薄さが魅力だが、サイドボード後の後手のときの《石の雨/Stone Rain》に対応できない点で劣る。
《卑下/Condescend》は大体万能で、おまけも魅力的だけど、post同系戦が長引いたときにゴミになる。
postが多い環境だと採用したくない。
残るは《Arcane Denial》と《対抗呪文/Counterspell》だけど、これらはどっちもどっちな感じ。
《Arcane Denial》のデメリットは結構でかいけど、シングルシンボルなのと自分も一枚引ける=事故回避しやすいというメリットもまたでかい。
好みとマナベースと相談する所だと思う。



3-6.その他
・《転覆/Capsize》
・《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》
・《無残な収穫/Grim Harvest》
・《騒がしいネズミ/Chittering Rats》
・《血儀式の発動者/Bloodrite Invoker》
・《記憶の壁/Mnemonic Wall》
・《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher》

《転覆/Capsize》は有り余るマナからのバウンスロック。
《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》も《記憶の壁/Mnemonic Wall》《微光地/Glimmerpost》と合わせてマナの限りライフゲイン。
《無残な収穫/Grim Harvest》はひたすら生物を回収してアドバンテージ。
これらはインスタントである為、1枚挿で十分。

《騒がしいネズミ/Chittering Rats》も《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》《記憶の壁/Mnemonic Wall》と合わせてハンドロック。
パワーが2もあり相打ちもできる……のだが、ハンドロックを仕掛けられる様になったときにはハンデスの意味が無い場になっていることが多い。
序盤に引くと出せなかったり、「これが《海門の神官/Sea Gate Oracle》なら事故回避できていたのに」って場面が多いので、個人的にこのスロットは《海門の神官/Sea Gate Oracle》のほうが良いと思う。

《血儀式の発動者/Bloodrite Invoker》はpostのマナの注ぎ込み先として仕事してたけど、《微光地/Glimmerpost》でたから要らない子になった。
Cip無し3/1で相打ち取っても美味しくない。

《記憶の壁/Mnemonic Wall》は既に述べたように《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》とあわせたロックパーツ。
似たようなクリーチャーに《古術師/Archaeomancer》が居るけど、0/4の壁として戦線を維持することも多いので《記憶の壁/Mnemonic Wall》優先。
《エヴィンカーの正義/Evincar’s Justice》を撃つ場面もあるしね。
枚数は1枚か2枚。
2枚で回してたけど、1枚でもどうにかなってるので今の所1枚。

《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher》は説明不要のフィニッシャー。
やっぱり出せる状況はゲームも終盤だから大抵手札に来てるし、《定業/Preordain》で探しにいけるし、死んでも《無残な収穫/Grim Harvest》で回収できるし、2枚来ると邪魔で仕方ないので1枚が良いと思う。


4.現在のデッキリスト
メイン 60枚

2《ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate》
4《雲上の座/Cloudpost》
4《微光地/Glimmerpost》
6《沼/Swamp》
8《島/Island》

3《海門の神官/Sea Gate Oracle》
1《記憶の壁/Mnemonic Wall》
4《熟考漂い/Mulldrifter》
1《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher》

3《無垢の血/Innocent Blood》
4《定業/Preordain》
1《無残な収穫/Grim Harvest》
1《悪魔の布告/Diabolic Edict》
2《予言のプリズム/Prophetic Prism》
2《対抗呪文/Counterspell》
3《破滅の刃/Doom Blade》
4《ディミーアの印鑑/Dimir Signet》
1《転覆/Capsize》
1《強迫的な研究/Compulsive Research》
1《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》
1《エヴィンカーの正義/Evincar’s Justice》
2《神秘の指導/Mystical Teachings》
1《深遠の謎/Mysteries of the Deep》

サイド15枚
2《見栄え損ない/Disfigure》
3《払拭/Dispel》
3《強迫/Duress》
4《Icequake》
3《エヴィンカーの正義/Evincar’s Justice》

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